気圧の変化でなぜ不調が出るの?

今気圧の変化で、頭痛やめまいなど身体の不調が出ている方がとても多いです。
ではなぜ身体の不調が出るのでしょうか?

それは自律神経が乱れているからなんです!!

変化する気圧に対して体の中から押し返す力をその都度コントロールしていく必要があるのですが、自律神経がうまく働かず機能が低下すると、頭痛やめまい、だるさ、気持ちが落ち込むなど色々な不調が出てしまうのです。

人間はどこで気圧の変化を感じ取っているかというと、「内耳」という耳の奥にある器官になります。
内耳はセンサーのような役割をしていて、脳の中枢にある(自律神経)に気圧の変化を伝えます。

例えば、気圧が下がると体の外からの圧力が減るから、体の中では血管が膨張するという現象が起こります。
自律神経がきちんと機能していると、交感神経が働いてその分、血管を収縮させてバランスを保ちます。

気圧が上がっている時は、その逆の現象が起こって副交感神経がきちんと働いて血管を膨張させます。

なので自律神経を整えることはとても大切になります。
では自律神経を整えるにはどうすれば良いのでしょうか?

①耳を大切にしてあげること
 耳を軽く引っ張ったり、軽くつまんで回してあげて、耳周りの血液循環を良くしてあげる
②自律神経を整えてあげること
 ・普段のバランス良い食事(とくにビタミン・ミネラル・カルシウムが不足しがちなので積極的に摂りましょう)
 ・適度な運動や入浴(血流を促して体温を高めにキープしてくれます)
 ・質の良い睡眠(心身の疲れを回復し、身体はもちろん、脳を休めることができます。またホルモンバランスが整います)
 そして、背骨を通っている自律神経は、背骨のメンテナンスをしてあげることがとても大切になります。
ぜひ出来るところからやってみてくださいね。

この記事を書いた人

やすらぎカイロプラティック